化学繊維業が担う役割

創業から３０年以上が経過し、世界の流行と状況を鑑みた時、
昨今の時代の潮流の変化に驚きと戸惑いがあります。
地球環境の変化と景気の滞留、SDGs理念、繊維業界やアパレル業界も自然由来の天然繊維に流れてしまいがちです。化学繊維を生業としてきた我社にとって、昨今の潮流は最も困難なオペレーションと言えますが、
言い換えれば地球資源や環境に配慮するだけで社会に貢献出来るのであるならば、最も容易なオペレーションとも言えます。
その上で、弊社が化学繊維を生業としてスタートした当初から、化学繊維に求められてきた事は「天然繊維に代わる天然繊維以上の機能と効果」にありました。
消費の過分な循環状況の現代において、天然繊維以上の性能と効果を研究、開発を行ってきた弊社の化学繊維は、天然繊維以上の性能と価値で「持続可能な社会」「サスティナブルな循環」を可能に出来ます。

２０２０年現在、弊社のメイン事業であるナイロン糸の品質の向上、供給体制が１段階レベルアップいたします。
メイン事業のナイロン糸のみのグレードアップだけではなく、高付加価値繊維ブランド「AVILAS PLUS」も始動いたします。
時代の節目と潮流を見逃さず、開発と精進を繰り返して行き、地場産業と地域社会に貢献していきたいと考えております。

株式会社　アビラス　代表取締役